人間のポテンシャルが自然に出てくるに任せる そんな生き方
2010年 07月 07日
先日、
ジャズサックス奏者の坂田明氏とその友人で心理学士の一丸藤太郎氏の対談の記事を読んだ。
坂田氏の自由奔放なイメージ(私的ですが)
その彼が語る “熱く” それでいてニュートラルなパワー
おもしろかった。
若かったころ、坂田氏はジョンコルトレーンの演奏を聴いて
「あ~~ なるほど。
人間というのは こんな風に生きることができるんだ」
「音楽をやるということなんかよりもっと奥にある
“人間としてのコルトレーン”
もっと創造的に生き生きと自分を表現して
自分を余すところなく表現する生き方・・・・」を見たという。
そして
『音楽は目的ではなく 手段
俺は 人間を目指しとる』 と言う。
↑
この感覚。。。
私も同じなんだ。
『セラピー(お仕事としてセラピーを提供する)は目的ではなく 手段
私は それを通して
私という人間を生きることを目指している』
頭で理解しようとする 私たちの生き方・・・
確かめようとしても、その抽象化されたそれは 不確かなもの
彼は
その不確かさを知りながら、自分の錯覚かとも思いながら
自分の実感を生きること
このうたかた(泡沫)の今を生きること
「そうすることしかできない」ことをやり続けて
自分という実態が不明瞭になっていく・・・
そして それでも “何も考えず”
自分の情動のポテンシャルが自然に出てくるに任せる
自分を依り代にし、
宇宙の中に 自分を放り出す
『やっているうちに
勝手に
向こうから降りてきて
知らないうちに 吹かされる・・・ これが望ましい状態だ』
↑
サックス奏者だから
常識・習慣・知識にとらわれず 自分自身になった時
新しいものが生まれる
ジャズ奏者であるとともに、ミジンコの研究者というのも おもしろい(^_-)-☆
彼の生き方
キラキラしてる
私が読んだのは 『心理臨床の広場』という学会誌
この最初のページがこの対談でした☆
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by mukti
| 2010-07-07 07:07
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